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環境用語の解説(は行)

ばい煙
  工場や事業場などのボイラーや焼却炉などで燃料を燃焼した場合に発生する硫黄酸化物や窒素酸化物などをいう。大気汚染防止法において、次のとおり定められている。
燃料その他の物の燃焼に伴い発生する硫黄酸化物
燃料その他の物の燃焼又は熱源としての電気の使用に伴い発生するばいじん
物の燃焼、合成、分解その他の処理に伴い発生する物のうち、カドミウム及びその化合物、塩素及び塩化水素、フッ素、フッ化水素及びフッ化ケイ素、鉛及びその化合物並びに窒素酸化物
(これらを総合して有害物質という)

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廃棄物
  廃棄物とは、占有者が自ら利用し、又は他人に有償で売却することができないため不要になった物をいい、気体状のもの及び放射性廃棄物を除く固形状から液体に至るすべてのものが含まれ、さらに、その排出状況等から産業廃棄物と一般廃棄物に分けられる。
産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類など19種類が廃棄物処理法で定められている。
一般廃棄物とは、産業廃棄物以外のすべての廃棄物をいい、日常生活に伴って生ずるごみ、粗大ごみ、し尿等のほか、事業所、商店等から生ずる紙くず、木くず等の廃棄物のうち産業廃棄物に含まれないものをいう。
なお、産業廃棄物や一般廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性、その他の人の健康または生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するとして、法(前記)で定められたものは、各々の区分に応じ、特別管理産業廃棄物あるいは特別管理一般廃棄物という。

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排出基準
  大気汚染防止法において工場などに設置されるばい煙発生施設で発生し、排出口から大気中に排出されるばい煙の量の許容限度をいう。
現在排出基準の設定されている大気汚染物質として硫黄酸化物、ばいじん及び政令で指定されている有害物質(窒素酸化物、カドミウム及びその化合物、塩素及び塩化水素、フッ素、フッ化水素及びフッ化珪素並びに鉛及びその化合物)がある。
排出基準には国が定めた全国一律の基準と都道府県が一定の区域を限って条例で定める上乗せ基準とがある。国の定める排出基準のうち硫黄酸化物の規制は、全国をいくつかの地域に分け、各地域ごとに煙突など排出口の高さに応じ1時間ごとの硫黄酸化物の排出許容限度を定めている(K 値規制方式)。
一方、ばいじん、窒素酸化物などの排出基準は、ばい煙発生施設の種類、施設の規模ごとに排出ガス中の濃度を規制している(濃度規制) 。硫黄酸化物とばいじんにつき大気汚染が特に深刻な過密地域における新設施設に対し特別排出基準がある。これら排出基準を超えてばい煙を排出した場合には、改善命令、一時停止命令を都道府県知事よりばい煙を排出する者に対して発することができるほか、罰則も課せられる。

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ばいじん
  石炭や石油系の燃料の燃焼に伴い発生するすす等の固体粒子をいい、このうち大気中に排出されたあと、重くて地上に降りてくるものを降下ばいじんという。
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PRTR(環境汚染物質排出・移動登録:Pollutant Release and Transfer Register)
  一般に、人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質について、事業所からの環境への排出量及び廃棄物に含まれての事業所外への移動量を、事業者が自ら把握し行政に届け出るとともに、行政はそれを何らかのかたちで集計・公表するもの。
OECD は平成8年2月、加盟国にこの制度の導入を勧告し、我が国では平成11年7月に「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)が公布された。平成13年4月より、一定の要件を満たす事業者は排出量等の把握義務が生じ、平成14年4月からは都道府県を経由し、国への届出義務が生じている。

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非意図的生成物質
  意図せざるものとして生成された化学物質のこと。
例えばダイオキシン類は、炭素・水素・塩素を含むものが燃焼する工程などで意図せざるものとして生じてしまった有害物質である。

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pH(ピーエイチ・水素イオン濃度指数)
  水中の水素イオン濃度の逆数の常用対数で水素イオン濃度指数ともいう。
pH、0から14まであり、7が中性で7を超えるとアルカリ性、7未満が酸性となる。

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BOD(生物化学的酸素要求量:Biochemical Oxygen Demand)
  BOD は、水に含まれる有機物量を表す指標であり、水中の好気性微生物によって消費される溶存酸素の量を、有機物の量に換算したものである。BOD の数値が高いほど有機物の量が多く、汚れが大きいことを示している。
一般にBOD は、炭素系の有機物の分解によるものが主なもので、水中の有機物全量を知る直接的な指標とはならないが、この値の大きい排水を河川等に排水すると、水中の溶存酸素の欠乏を招き、自浄作用を損なう結果となる。

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PCB
  絶縁油、熱媒体、塗料、インキなど広範囲に使用されていたが、昭和45年の「カネミ油症」事件を起こした原因物質と確定された。
PCB は分解性が低く生体内への蓄積性が高い。慢性毒性も高く、昭和49年に、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」で製造、輸入、使用が原則禁止されている。ダイオキシン類対策特別措置法では、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)やポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)と構造や毒性が類似しているコプラナーPCB(PCB の一種)も「ダイオキシン類」として規制の対象としている。

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ヒートアイランド現象
  都市化による地表面被覆の人工化(建物やアスファルト舗装面などの増加)やエネルギー消費に伴う人工排熱(建物空調や自動車の走行、工場の生産活動などに伴う排熱)の増加により、地表面の熱収支が変化して引き起こされる熱大気汚染であり、都心部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象をいう。
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ビオトープ(Bio Top)
  ドイツ語でBio(生物)、Top(所)を意味し、学術上、生物圏の地域的な基本単位を指し、動植物の生息地、生息地、生育地といった意味で用いられる。
生態系の保全の観点からは、ポツンとビオトープを整備(確保)するのではなく、生物の移動が確保できるようなビオトープ・ネットワークの形成が重要とされている。

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ppm(parts per million)
  ppm とは、濃度の単位で、100万分の1を1ppmと表示する。
例えば、の空気中に1の硫黄酸化物が混じっている場合の硫黄酸化物濃度を1ppm と表示する。また、水質汚濁物質の濃度表示では水1(1t)の中に汚濁物質が1g 混じっている場合を1ppm と表示する。なお、1ppb(parts per billion)は10億分の1を表す。

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風致地区
  都市における風致の維持を目的とした我が国の地域制緑地制度である
。この地区は、都市における「自然地の保全」と「風致豊かなまちづくり」の2面で大きな役割を果たしてきたが、他の緑地保全制度とは少し異なり、自然地等を含んだ良好な市街地の形成へ土地利用を誘導する土地利用コントロール制度であることに特色がある。

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富栄養化
  富栄養化とは、湖沼、海で植物が生育するうえで必要とする栄養物質(代表的なものとして窒素、りん)が低い濃度から次第に高い濃度に増加して、栄養物質が豊富になっていくことをいう。
その結果として、植物プランクトンが大量に増殖することがあり湖沼においてはアオコの発生、海においては赤潮の発生などの現象が起こり、水道水の浄水操作や魚類の窒息死などの障害が発生する場合がある。

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浮遊粒子状物質(SPM : Suspended Particulate Matter)
  大気中の粒子状物質のうち、粒径0.01以下のものをいう。
人の気道や肺胞に沈着し、呼吸器疾患の増加を引き起こすおそれがあるため、環境基準が設定されている。工場等の事業活動や自動車の走行に伴い発生するほか、風による砂の巻き上げ等の自然現象によるものもある。

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フロラ
  植物相ともいう。特定の限られた地域に分布し、生育する植物の種類をさす。
植生はその地域の代表生物によって特徴を表現するのに対し、フロラはそこに生育する全植物を同定して、リストとしたものである。

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フロンガス
  フロンガスとは、フッ化炭化水素化合物の日本での通称であり、世界的にはフルオロカーボンと呼ばれている。
無色・無臭の気体または液体で、化学的・熱的に安定し腐食性・毒性も低く引火性がなく、冷蔵庫・クーラーなどの冷媒や断熱材の発泡に用いられている。しかし、塩素を含むフロンは、大気中に放出されることにより、オゾン層の破壊を引き起こすとして、昭和62年のモントリオール議定書により生産・消費量の規制と段階的削減が決定した。我が国では、CFCが平成7年末に生産が全廃され、HCFC も段階的に生産が削減され、平成32年には全廃が決定している。さらに、HFC については、オゾン層を破壊しないものの、地球温暖化の温室効果が高いことから、この面での抑制も新たに行われることになった。

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粉じん・浮遊粉じん
  粉じんとは、物の破砕、選別その他の機械処理や、堆積に伴って発生又は飛散する固体の粒子をいう。
浮遊粉じんとは、粉じん、ばいじん及びこれらの粒子が大気中に排出された物と、大気中の二酸化硫黄、二酸化窒素から生成した硫酸塩、硝酸塩であって大気中に浮遊しているものをいう。
なお、粉じんのうち、石綿(アスベスト)等の人の健康に被害を生ずるおそれのあるもので、大気汚染防止法施行令により指定されたものを特定粉じんという。また、特定粉じん以外の粉じんを一般粉じんという。

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出典
神奈川県環境農政部環境計画課 かながわ環境白書
財団法人経済広報センター 環境情報プラザ

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